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2011年12月の記事

「AKB48」に教えられたネット社会の評判づくり

代表 橋爪清のブログ

今年の音楽・芸能を圧倒したのはAKB48、嵐、K-POP(少女時代、KARA)の三者だ。中でもAKBはオリコンの年間シングル売り上げでトップ5を占め、そのいずれもがミリオンセラーを記録し史上初の快挙となった。総売り上げは162.8億円となった。

話題をさらった上位陣はいずれもアイドル集団で、ともにファンクラブを戦略的に運営している。いわゆるオタク族を組織化し、会員の管理、チケットやグッズ販売の独占、ファンの集いへの誘導などを行い、さらにはマスメディアの性向を熟知した見事なプロモーションで、社会現象をおこしビジネスの巨大化を図っている。

もともとファンビジネスの原型は江戸時代の歌舞伎だろう。その後宝塚歌劇、劇団四季、ジャニーズ事務所そしてAKBに引き継がれている。K-POPは日本を模倣し、本場日本で成功を収めると同時に韓国、中国、インドネシアまで商圏を広げている。

AKBの最大の武器はネット、特に携帯にある。会員に対しライブの告知、チケットの販売などの特権情報を流し、更に新曲や歌手の生活情報を優先して提供する。そして発売前に新曲やミュージックビデオを動画投稿サイトに無料でどんどん流し、人気沸騰を待ちながらライブへの動員、グッズ販売へと導く。

ビジネスモデルを構築したAKBは、TV局に頼らなくても自前のビジネスをコントロールできる。一方TV局にとってはAKBのライブ、アイドルは魅力的なコンテンツであり、更に数多くのファンは視聴率を稼げる格好のテーマである。結果TV局はそのAKBの人気を社会化させビジネスをサポートする役回りとなっている。

AKBの凄さを一般人に見せつけたのは今年6月の「AKB総選挙」、昨年の3倍あたる116万に及ぶ投票数であった。急進させた仕掛けは、昨年12月に立ち上げた新ファンクラブ「二本柱の会」にある。従来のファンを踏襲し、入会金1,000円、年会費480円を支払うと、AKB48劇場のチケット予約枠、各種投票権、各種チケット予約、その他オリジナルコンテンツの提供を受けられるように体制を強化したのだ。

その成功を「AKB商法だ」とか「エンターテインメントの世界」と語る人も多い。しかし評判づくりの視点「共感者を創り育て拡大する」で見ると、その活動は評判づくりのセオリーに適っている。ネット社会の中にあって広報・PRそしてマーケティング戦略をどのように構築するかが大きな課題となっている今、AKBの成功を他人事と思わずに研究してみてはいかがだろうか。

新しい年、皆様の一層の社業発展とご多幸を祈念申し上げながら、今年最後のブログとさせていただきました。
来年もよろしくお願いいたします。

2011/12/28|コメント(0)トラックバック(0)

プレゼンテーション、10分勝負

代表 橋爪清のブログ

私にとって12月は楽しみな月です。毎年、日本パブリックリレーションズ協会が主催する「PRアワードグランプリ」のプレゼンテーションを、裏方としてまとめて視聴できるからです。多士済々の弁士を通じてPRの多様性を一日で知るチャンスは、めったにありません。

今年度はコーポレート、マーケティング、ソーシャルの各コミュニケーション部門にイノベーションを加えた4部門で39の作品の応募がありました。部門ごとに一次審査をパスした12作品が12月5日、六本木ヒルズにて開催された最終審査会場でプレゼンテーションを競いました。審査員は大学教授を中心に部門審査委員長4名、特別審査員2名、一般審査員30名です。

各作品に与えられた持ち時間は10分。短い時間だからこそ、プレゼンテーターはパワーポイントに工夫を凝らし熱弁を揮います。エントリーシートでは見えなかった企画の背景や課題解決の難しさが明らかになり、またスタッフの苦労話に親しみを感じます。そして成果を発表するプレゼンテーターの想いが伝わってきます。

私は協会の顕彰委員会のメンバーとして長年アワードグランプリの企画運営に携わってきましたたが、ここ数年のプレテ力の向上は大きな進歩が感じられます。コミュニケーションという非常にとらえどころのないテーマをどう分かりやすく説得するか?徐々にそのコツをつかんできたようです。

特に今回は、「審査員の共感をどう獲得するか」に巧みな工夫を凝らした作品が目につきました。たとえば、企画の前提となる諸問題を具体的に表記し、審査員に「企画の背景にはこうした大きな課題があったのか」と問題の共有化を促し、一方で「課題解決のためにこうしたアイデアで対処しました」とその企画に同意を求める工夫が見られました。話し方も「説明調」からより客観的に紹介する工夫もみられました。ただ、課題や成果を殊の外大げさに表現しようとするものも少なくありませんでした。

なお、今年度のグランプリは(株)電通パブリックリレーションズの『議会広報紙のイノベーション ~さいたま市議会「ロクマル」の挑戦~』でした。ちなみに当社では今回2作品をエントリーしましたが、ケルヒャー ジャパンの『日本橋クリーニングプロジェクト』がコーポレート部門で部門優秀賞を頂きました。

来年は、巧妙化するプレゼンテーションを前にし、審査員がどれだけ本質を見抜くことができるか?楽しみであり課題だと考えます。

2011/12/07|コメント(0)トラックバック(0)

携帯ゲーム機 戦国時代

スタッフブログ

12月17日にソニー・コンピュータエンタテインメントから「PS Vita」という新しい携帯ゲーム機が発売された。

年末クリスマス商戦に合わせて発売されたが、日経新聞Web刊21日付の記事によると、初期出荷目標数の約50万台を売ることができず、不安な船出を見せているらしい。

日経記者は、販売不振の主な理由に「値段の高さ」を挙げている。

【「PS Vita」基本価格(※3G/Wi-Fiモデルの場合)】
○本体 :3G/Wi-Fiモデル \29,980
○データ:メモリカード8GB \2,500
○通信 :「プリペイドデータプラン 100h」 \4,980
●合計 :約\37,500

初期費用も\15,000で販売する「任天堂3DS」と比べると、倍以上になるため、値段の高さは否めない。

機体の特徴も、他機種と比べて独創的なものが見当たらない。
ケータイ電話×PC×ゲーム機の良い所取りをしたのが「PS Vita」。

無料コンテンツを最大の武器にスマートフォン勢が、ゲーム市場を開拓している今日。
かつて日本のお家芸であった"イイトコドリ"では、もはや戦えない時代が来ている。

(Y.K)

2011/12/27|コメント(0)トラックバック(0)

言葉のもつチカラ その4

スタッフブログ

社会人となって17年目、仕事を通じて、たくさんのひとたちに出会ってきました。
私が今日も仕事を愛し、社会を形成する一員として仕事ができるのは、その成長過程においてたくさんのひとたちからさまざまな珠玉の言葉たちをいただいてきたから、と思っています。このブログには私にとってそのようにしていただいてきた大切な言葉を書き連ねてきました。が、今回はちょっと違うことを書きたいと思います。

先日、電車の中吊りで見た講談社発行の女性誌『GLAMOROUS』の今月のテーマコピーにハートをわしづかみされてしまいました。

鍛えよ!LOVE握力

ほう。
愛をこの手につかむ力を鍛えよ、ということであろうか。

赤文字系と呼ばれる女性ファッション誌は、毎月毎号いろいろなコピーやスローガン、時には独特な言い回し・突飛な造語を創作し、消費の国の日本のお姫様の心を動かすために、世の中を扇動している。
仕事柄そんな言葉で心をカンタンには動かされないわ!などと思ってひさしい今日この頃、ひさしぶりに目がロックオンされてしまいました。
この「LOVE」に、さっそく「WORK」とか「JOB」とか「BUSINESS」とか「EMPLOYMENT」とか「MISSION」とかに置き換えてしまう私。

鍛えよ!WORK握力

ちょっと語呂が悪いけれども。仕事をこの手につかむ力を鍛えよ!って、なんかいいですね。
そのために私は今何をすべきかしら、と考える。・・・。
私は「仕事」が大好きです。そんな人生で本当にうれしい。
そんなことを『GLAMOROUS』の今月のテーマコピーに気づかされました。
言葉のもつチカラは本当にすごい、と思います。
どっとはらい。

(M.M)

2011/12/20|コメント(0)トラックバック(0)

PRアワードグランプリに参加して

スタッフブログ

先日の当社社長ブログでも書かれていたが、12月5日に社団法人日本パブリックリレーションズ協会が開催する「2011年度PRアワードグランプリ」最終審査会が行われた。

私が担当しているケルヒャー ジャパン株式会社様の「日本橋クリーニングプロジェクト」は、コーポレートコミュニケーション部門でノミネートされ、当日はプレゼンターの大役を仰せつかった。

当プロジェクトは、ケルヒャー社がCSR活動の一環として実施する、世界的な歴史的建造物・彫像を洗浄・再生するプロジェクトとして、国の重要文化財である「日本橋」を洗浄したものである。

日本橋と言えば1603年に架けられた江戸を代表する橋、日本の国道の起点であり、重要文化財にも指定されているなど、歴史的価値の高い建造物である。

今回のプレゼンでは、候補地探しの苦労から、文化財ということで4年以上に渡り調整した経緯、そして難易度の高い洗浄を成し遂げた高い技術力、そしてPR活動での成果に加え、プロジェクトに関わる各関係者の熱い想いをぶつけた。

残念ながらグランプリを獲ることは出来なかったが、審査員には強い印象を与えることが出来たのではと思っている。このような歴史的なプロジェクトの僅かばかりではあるが、一翼を担えたことは非常に有意義な経験であった。

また、最終審査会にノミネートされた、他社事例も参考になるものも多く、PRの可能性を感じることが出来た。
パブリックリレーションズという世界はコミュニケーションに関わる全ての事象が当てはまる。自社のオリジナリティを発揮し、価値の高いプロジェクトを創れるよう、社会的視点からの企画力をつけ、次回はグランプリを狙いたいと思う。

(27)

2011/12/13|コメント(0)トラックバック(0)

「ゲーミフィケーション」に見る行動デザイン

スタッフブログ

最近、ウェブ系のニュースでは、見ない日がないほどの注目ワードになっている「ゲーミフィケーション」ですが、一度ここでどのようなものなのかを整理したいと思います。

言葉の定義としては、「ゲームが持つプレイヤーを活性化させるノウハウを、ゲーム以外の領域に使うこと」(MarkeZineコラム「ゲーミフィケーション入門」より)だそうです。

よく事例としてあげられるのは、コカコーラパークの"スゴイ自販機" の例です。

これは、オンライン上の自販機でジュースを購入するとおまけのフィギュアがもらえ、それをコレクションするというものです。この施策は、サービスへの接触頻度を増やし、製品やブランドに触れる回数が多く、時間が長くなるように工夫されています。

ここで接触を増やすための重要な要素として、残りコイン枚数が見えたり、コレクションしているものが見られる「可視化」と、コインを集めや、コレクションを完成させることに対しミッションやインセンティブを設定する「目標設定」、サービスをシェアしたり、コレクションを競ったり、公開したりできる「社会的交流」の3つの要素があげられます。

ゲーミフィケーションという言葉は最近出てきたものですが、実際この概念はずっと企業キャンペーンなどで使われてきました。

例えば、私たちが運営をさせていただいている「しっかり噛んで健康家族 チューイング・コンテスト」。これは、噛む力を専用の機械で測定して、歯科医師がアドバイスを行うという"噛むことの大切さを伝える"コンテストです。

このコンテストでは、噛む力が見えること(可視化)、数値を競い合うこと(目標設定)、上位者が表彰されること(社会的交流)という、ゲーミフィケーションの基本である、人が行動を起こすための要素が含まれています。

結果、よく噛むという本来めんどうがられてしまう行動を起こすための動機づけを与え、参加者が楽しみながら噛むことの重要性を学べる設計になっています。15年前から行っているコンテストですが、ゲーミフィケーションの仕組みが含まれています。

このように、ゲーミフィケーションは以前から存在した概念ですが、ソーシャルメディアと非常に相性が良いということもあり、注目キーワードとなりました。私もこの機会にゲーミフィケーションを枠組みとして理解し、ソーシャルメディアを絡めた施策にも注目していきたいと思います。

(kitagawa)

2011/12/06|コメント(0)トラックバック(0)

橋爪清のブログ"「AKB48」に教えられたネット社会の評判づくり"をアップしました

お知らせ

今年の音楽・芸能を圧倒したのはAKB48、嵐、K-POP(少女時代、KARA)の三者だ。中でもAKBはオリコンの年間シングル売り上げでトップ5を占め、そのいずれもがミリオンセラーを記録し史上初の快挙となった。総売り上げは162.8億円となった。

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2011/12/28|コメント(0)トラックバック(0)

第69回評判づくり研究会セミナーを開催します

お知らせ

【テーマ】 「料理を楽しみに」という徹底したこだわりが、成功を招いた
        -30代女性の2人に1人が利用する「クックパッド」が貫く、「お客様目線」-

【講演者】 クックパッド株式会社 広報室長
        櫻井 友希代氏

【日 時】 2012年1月26日(木)18時00分開始

セミナー内容など、詳しくはこちらをクリックしてください。

2011/12/27|コメント(0)トラックバック(0)

スタッフブログ"携帯ゲーム機 戦国時代"をアップしました

お知らせ

12月17日にソニー・コンピュータエンタテインメントから「PS Vita」という新しい携帯ゲーム機が発売された。

年末クリスマス商戦に合わせて発売されたが、日経新聞Web刊21日付の記事によると、初期出荷目標数の約50万台を売ることができず、不安な船出を見せているらしい。

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2011/12/27|コメント(0)トラックバック(0)

評判づくり研究会「コラム」を更新しました

お知らせ

第64回 評判づくりに不可欠なのは、真摯な態度と適切な情報発信・情報共有

ダノンウォーターズオブジャパン株式会社
ボルヴィック「1L for 10L」プログラム プロジェクトリーダー
大塚 竜太 氏

本文はこちらをクリックしてください。

2011/12/22|コメント(0)トラックバック(0)

スタッフブログ"言葉のもつチカラ その4"をアップしました

お知らせ

社会人となって17年目、仕事を通じて、たくさんのひとたちに出会ってきました。
私が今日も仕事を愛し、社会を形成する一員として仕事ができるのは、その成長過程においてたくさんのひとたちからさまざまな珠玉の言葉たちをいただいてきたから、と思っています。このブログには私にとってそのようにしていただいてきた大切な言葉を書き連ねてきました。が、今回はちょっと違うことを書きたいと思います。

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2011/12/20|コメント(0)トラックバック(0)

スタッフブログ"PRアワードグランプリに参加して"をアップしました

お知らせ

先日の当社社長ブログでも書かれていたが、12月5日に社団法人日本パブリックリレーションズ協会が開催する「2011年度PRアワードグランプリ」最終審査会が行われた。

私が担当しているケルヒャー ジャパン株式会社様の「日本橋クリーニングプロジェクト」は、コーポレートコミュニケーション部門でノミネートされ、当日はプレゼンターの大役を仰せつかった。

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2011/12/13|コメント(0)トラックバック(0)

橋爪清のブログ"プレゼンテーション、10分勝負"をアップしました

お知らせ

私にとって12月は楽しみな月です。毎年、日本パブリックリレーションズ協会が主催する「PRアワードグランプリ」のプレゼンテーションを、裏方としてまとめて視聴できるからです。多士済々の弁士を通じてPRの多様性を一日で知るチャンスは、めったにありません。

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2011/12/07|コメント(0)トラックバック(0)

スタッフブログ"「ゲーミフィケーション」に見る行動デザイン"をアップしました

お知らせ

最近、ウェブ系のニュースでは、見ない日がないほどの注目ワードになっている「ゲーミフィケーション」ですが、一度ここでどのようなものなのかを整理したいと思います。

言葉の定義としては、「ゲームが持つプレイヤーを活性化させるノウハウを、ゲーム以外の領域に使うこと」(MarkeZineコラム「ゲーミフィケーション入門」より)だそうです。

よく事例としてあげられるのは、コカコーラパークの"スゴイ自販機" の例です。

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2011/12/06|コメント(0)トラックバック(0)

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